
毎日合わせる時刻と日付にも手順があります。通常は、日付、時刻の順番に合わせますが、日付合わせをスムーズにする為に、調整をする前に時計の針を一直線にしておくのが基本となっています。時刻合わせの前に、日付が切り替わらないように、針の位置が午前・午後かも確認しておきましょう。
ここで紹介するのはカレンダー付きのハートビート デイトカレです。カレンダーがない時計の場合には、リューズは二段引きではなくなります。
時計を合わせる際に日付・時刻の順番で調整しますが、まずは短針・長針の調整の為にリューズを二段引きして、時計の針を動かす準備をします。
日付合わせの前に、短針・長針を一直線(6:00の状態)にします。
これは、時計の針とカレンダーの動きが重ならないようにする為です。
カレンダー付きの機械式時計の場合、時刻合わせを午後9時~午前3時の間にしてはいけません。この時間帯は歯車がカレンダーを切り替える体制に入っている為、無理に動かすと歯車に多大な負担をかけてしまいます。
リューズを一段押し戻して、カレンダーの調整をします。
この時、リューズの位置が間違っていれば針が動くことで分かります。
6時の状態にすることで、スムーズに日付の調整を行うことができます。
再度リューズを一段引いて、時刻合わせをします。
合わせる前に、日付が変わってしまわないように針の位置が午前か午後か確認しておきます。時刻を調整し終わったらリューズを二段押し、元の位置に戻します。
時刻合わせの際、針を反時計回りに操作してはいけないと言われがちですが、実は現在時が針の位置の少し前であれば反時計回りにした方が、回しすぎて機械を磨耗させるよりはかえって機械には良いです。ただし、アンティークなどに関しては当てはまらないものもあります。
これで日付と時刻合わせは完了です。
中身の機械に負担をかけないように時刻合わせは必ず午前3時から午後9時までに完了しましょう。